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コロナ禍のフレイルにご注意を! ~低栄養を予防しましょう~

前回、「フレイル」とは加齢に伴って心身の働きや社会的な繋がりが弱くなった状態で、

放置すると要介護状態になる可能性があること、早期の発見と適切な治療や予防が重要で

あることをお話しさせていただきました。

 

今回はフレイル予防に欠かせない「食事」についてお話しします。

「低栄養」は健康状態を悪化させ、フレイルの悪循環を加速させます。バランスの摂れた

食事や口中のケアは低栄養や免疫力の低下を防ぐために大切です。以下の点を意識して

食生活を送りましょう。

 

・1日3食欠かさず食べる

高齢になると1回に食べられる量が減ってしまう方が多いです。1日に必要な

エネルギー量が不足しないよう3食は摂るようにします。

 

・1日2回以上、主食、主菜、副菜を組み合わせて食べる

主食(ごはん、パン、麺類)と主菜(肉、魚、卵、大豆料理)、副菜(野菜、きのこ、

いも、海藻料理)を多様に組み合わせて食べることで、必要な栄養素をバランスよく

摂りましょう。料理が大変であれば、市販の総菜、缶詰、レトルト食品などを活用しても

良いです。

・たんぱく質を積極的に摂る

たんぱく質は筋肉を構成している栄養素で、不足すると筋肉の量や質が低下し、

フレイルを招きやすくなります。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などのたんぱく質を多く

含む食品を、毎食のおかずに1品は入れるようにします。間食にもヨーグルトなどを

食べましょう。

※腎機能が低下しているなど健康状態に不安がある方は、かかりつけの医療機関に

相談してください。

 

 

 

 

 

 

・ビタミンDも意識して摂る

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨を強くしたり、筋肉の合成にも関わって

います。骨粗しょう症や骨折、筋力の低下を予防するため、魚、きのこ類を食べるように

しましょう。

・しっかり噛んで食べる

口回りの筋肉を維持するため、ご飯(白米よりも玄米)や根菜類(ごぼう、

レンコンなど)、肉類といった噛みごたえのあるものを食べるようにします。

 

・毎食後、寝る前に歯磨きをする

人との交流や外出の機会が減っている今、歯磨きなどの習慣を続ける意欲が低下

している方も少なくないと思われます。口腔ケアを怠ると歯周病などによって歯を失い、

硬い肉や野菜が食べられなくなったり、食欲が落ちたりして、「オーラルフレイル」の

状態になります。毎日の歯磨きに加え、定期的な歯科受診、また入れ歯が合わない方は

早めに診ていただくようにしましょう。

コロナ禍で、高齢の方はフレイルの状態に陥りやすい状況です。

ご自宅でも座っている時間を減らし、庭いじりや片付け、ラジオ体操や足踏みなど

極力身体を動かすようにしましょう。

今こそ、規則的に生活し、笑顔で過ごしましょう。

 

静岡中央支店 I

イラスト製作:ワークステーション静岡 H(イワシ、サンマを除く)

 

参考:国立長寿医療研究センター“フレイル予防医学研究室HP”

https://www.ncgg.go.jp/cgss/department/frail/frail.html.

長寿科学振興財団.”フレイル(虚弱)”健康長寿ネット.

https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/frailty/index.html

厚生労働省.”新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆様へ)”.

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/

kaigo_koureisha/yobou/index_00013.html

厚生労働省.”地域がいきいき 集まろう!通いの場”.https://kayoinoba.mhlw.go.jp/.

厚生労働省.”「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書”.

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html

NHK.”高齢者・フレイルの方へ 新型コロナウイルスの重症化リスクと注意点”

NHK健康ch, https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1198.html

川口美喜子 老後と介護を劇的に変える食事術 晶文社 2018

日本放送協会 NHKきょうの健康6月号 No.387 NHK出版 2020.