8月4日昼過ぎ、大曾根店のポピドンヨードのうがい薬が瞬時に完売しました。
当然、お取引のある薬の卸会社数社に多めに発注しましたが、どちらも欠品
している、とのことでその週の補充はできませんでした。棚はこんな感じです。
カラカラに干からびています。コロナ感染への危機感と、報道の影響の大きさを
改めて感じました。
大曾根店は小規模ドラッグ併設店なので、医薬品はもちろん、洗剤などの
日用品や化粧品を販売しているのですが、思い返せば2月のトイレットペーパー
に始まり。マスク、エタノール、体温計などなど、さまざまな商品が売り切れ、
棚がカラカラになった半年でした。朝、出勤したらシャッターの前に人だかりが
できていたこともありました。マスクを求めるお客様が、他のドラッグのように
開店と同時に入れば購入できると勘違いされて並ばれていたのです。
びっくりしました。当店では前日売り切れた商品が翌日の開店と同時に入荷することが
難しく、少しでも早くご利用になりたいお客様に、ご迷惑をおかけしてしまうことを
申し訳なく感じています。
コロナ禍の影響といえば、受診控えなどに起因して、OTC医薬品(薬剤師の資格が
なくても販売できる医薬品のこと。一部に登録販売者の資格で販売できる薬も
あります)も販売数が増えております。湿布や目薬などの外用薬は当店でも
売れているなあと実感しますし、業界の統計では、水虫薬や痔疾用薬なども
数字が伸びているそうです。
緊急事態宣言解除後、感染は拡大している状況ですが、早く落ち着いてくれると
いいなあと思います。特定の商品の棚がカラカラになることがなく、いつでも
安心して医療機関を受診できるような日常が戻ってくることを願ってやみません。
マルミ薬局大曾根店 K