株式会社ミック

STORE BLOG
2020/3の情報発信ブログのブログ

たばこの健康被害(前編)

皆さん元気な生活を送っていますか?

 

今はコロナウィルスの影響で今後どうなっていくか不安な毎日を送っている人が多いと

思います。本当に早く収束して普段の生活に戻れると良いですね。

 

私の勤務している薬局は神奈川県秦野市にあります。

秦野市といってもわからない人も多いかもしれませんが、神奈川県の中西部にあり、

自然豊かな土地です。人口約16万人です。

秦野は昔、たばこの栽培が盛んで名産地でありました。現在たばこの栽培は行って

いませんが、葉たばこの耕作者の慰労のために、毎年「たばこ祭り」という

一大イベントを行っています。例年、9月の最終土曜日と日曜日の2日間に行われ

ますので、よろしければ来てみてください。

 

たばこについて少し触れたので、前編・後編の2回に分けて、たばこが体に与える

影響についてお伝えしていきたいと思います。

 

Ⅰ. たばこの健康被害

たばこの煙には有害物質(タール、ニコチン、一酸化炭素など)が含まれていて、

吸い込むことによって健康被害のリスクが高まります。

自分で吸う能動喫煙だけでなく、自分の意志とは関係なく吸ってしまう受動喫煙でも

同様に以下の健康被害が出る可能性が高まります。

①呼吸器疾患

②循環器疾患

③消化器疾患

④がん

これ以外にも妊娠合併症、免疫機能の低下、善玉コレステロールの減少、知的能力

の低下、寿命の短縮などが挙げられます。家庭内でたばこを吸う人がいると子供に

喘息症やアトピー、乳幼児突発死症候群のリスクを高めてしまいますし、妊娠している

人がいる場合は発育が遅れたり、出生体重が軽かったり、早産や妊娠合併症など

胎児が危険にさらされます。

 

たばこは体に良い影響を与えないので禁煙したいと思った方は多いと思います。

次に禁煙について少し話をしていきたいと思います。

 

Ⅱ. 禁煙について

たばこの健康被害について理解していただけたら、禁煙を行ってみようと考える人も

多いかと思います。それでも自分の意志だけでやめることができる人は多くありません。

原因にニコチン依存症があります。たばこでニコチンを摂取すると脳に多幸感・満足感・

快感を生むドパミンを発生させます。ドパミンの作用で「落ち着く」、

「ストレスがとれた」という感覚を覚えます。これが依存につながっていくのです。

このニコチン依存症で禁煙をしたくても自分で禁煙できる割合は1割くらいに

なってしまいます。

 

後編は禁煙を成功させるポイントをお伝えしていきます。

 

アイ薬局 堀川店 M

 

 

 

 

春を元気に過ごす!~春バテ対策

花粉症ではないけれど、春先はなんだか調子が悪いなあという方、それは春バテかもしれません。暖かくなったと思ったらまた寒くなったりと、気温の変化も大きく、年度が替わるために異動や卒業・入学など環境の変化も大きい春先は、心身にストレスがかかり自律神経のバランスが乱れやすいからです。

今回のテーマは「春バテ」です。

①春バテの症状と原因

春バテの症状には以下のようなものがあります。

・理由もなく体がだるい

・朝起きるのがつらい

・イライラして落ち着かない

・寝つきが悪く眠りが浅い

・呼吸が浅い気がする

・食欲があまりない

 

春バテの原因で一番に挙げられるのは「気温差ストレスによる自律神経の乱れ」です。

気温の変化に対応するために働くのが自律神経ですが、気温の変動があまりにも大きいとそれがストレスとなり、自律神経の働きが乱れます。

自律神経は全身の血管や内臓の働きなどをコントロールしているので、自律神経の乱れは体や心の不調につながるのです。

 

②春バテ解消4つの対策

春バテ解消には「自律神経を整える」ことが大切ですが、自律神経に直接働きかけることはできないのが難しいところです。

自律神経のバランスは主に副交感神経が上下することでとられているので、鈍りがちな副交感神経の働きをよくすることが自律神経を整えるベストな方法です。

このためには「体を温めて血流を改善する」ことが重要で、〈冷え〉〈食事〉〈睡眠〉〈ストレス〉の4つが対策の要となります。

それではひとつずつ見ていくことにしましょう。

 

〈冷え〉の対策

冷えを根本から改善するポイントは運動で筋肉をつけ、体を温める食材をとり、内側から冷えない体をつくることです。さらに、入浴やカイロ、インナーウェアなどで外側からも温めて代謝をアップさせます。

“ながら運動”

筋肉は体で熱を産生する最大の器官です。ダイエットや運動不足などで筋肉の量が減ると熱が生み出せなくなり冷えやすくなります。筋肉は加齢によっても減っていくので筋肉をきたえましょう。

歯磨き中などに“ながら”スクワットをするだけでもOKです。

歯磨き中に、脚を肩幅より広く開き、足先を45度に開きます。

ひざ頭も同じ方向に向けます。

背すじを伸ばし、息を吸いながら8秒かけて腰を下ろし、次に息を吐きながら1秒で元に戻します。

(腰を下ろすときひざがつま先より出ないように注意)

 

 

湯船につかる習慣

入浴はお湯と水圧の作用で全身の血行を促す効果が大きいです。

お湯の温度が高いと体を緊張させる交感神経が優位となりよくないので、約38~40度のお湯につかるのがよいです。

 

 

体を温める食材

・根菜・いも類など冬が旬の食材

・牛・豚・羊などの赤身肉・鶏肉

・まぐろ・かつお・うなぎ・さば・ぶり・えび

・ざくろ・栗・くるみ・桃・みかんなど

 

 

〈食事〉の対策

○朝食を抜かずにとって、1日の代謝を上げます

○タンパク質は不可欠です

→1日に必要なタンパク質の量を補うには、1食で手のひら1枚分の大きさの肉や魚などを摂るとよいとされています。肉や魚・卵のほか、チーズなどの乳製品や納豆・豆腐などの大豆製品もタンパク質が豊富です。

○極端な食事制限によるダイエットはしないようにしましょう

○赤&黒の食材を積極的に摂りましょう

→東洋医学では赤い色の食材と黒い色の食材は鉄分などの栄養素を多く含み、ホルモンバランスを整えるのによいとされています。

赤:パプリカ・にんじん・トマト・なつめ・ベリー類など

黒:黒ごま・黒豆・ひじき・のり・黒砂糖など

      

○食物繊維をとって腸内環境を改善しましょう

→腸内環境がよく、腸が活発に動くと副交感神経が優位となり、自律神経が整います。

食物繊維には水に溶けない不溶性のものと水溶性のものがあり、どちらを取り入れてもよいのですが、便秘気味の人は水溶性食物繊維を多く摂りましょう。

〈水溶性食物繊維が多く含まれる食品〉

・海藻類・りんごなどの果物・らっきょう・ごぼう

・オクラ、なめこ、モロヘイヤなどのネバネバ食品

・にんにく・いんげん豆・もち麦・押し麦

    

○トランス脂肪酸・添加物のとり過ぎに注意しましょう

→トランス脂肪酸はマーガリンなどに多く含まれる植物性油脂から生成される人工的な脂肪酸です。これを摂り過ぎると動脈硬化やアレルギーを引き起こします。加工食品などに含まれる添加物もなるべく避けましょう。

 

〈睡眠〉の対策

副交感神経を優位にする習慣で“ぐっすり快眠”が実現できます。

寝つきが悪かったり途中で目が覚めてしまうのは、夜になっても交感神経が活性化したままであるためです。

安眠をもたらす副交感神経を高めるためには、寝る前の行動が決め手です。

○夜はカフェイン飲料を避け、飲むならリラックス系のハーブティーにしましょう

→カフェインの覚醒作用は3~6時間続くので、夕方以降はコーヒーや紅茶などのカフェイン飲料は避け、ハーブティーなどのノンカフェインのものを飲みましょう

○6~7.5時間は睡眠時間を確保しましょう

→必要な睡眠には個人差があります。自分がすっきり目覚められる最適な時間を見つけて、その時間は確保しましょう

○寝る90分前に入浴すれば寝つきがスムーズになります

→眠気は体温が下がったときに訪れるので、寝る時間の60~90分前に38~40度のお湯にゆっくり入浴していったん体温を上げると、その後体温が下がり終えるときに眠気が訪れ、スムーズに寝つけます。

○朝日を浴びられる部屋づくりをしましょう

→遮光カーテンを少しだけ開けておくなど、毎朝朝日を浴びられる工夫をして体内時計のリズムを整えましょう

○寝る90分前からはスマホは見ないようにしましょう

→スマホやパソコンから発せられるブルーライトは脳に“朝”という信号を送り覚醒を促してしまいます

○寝る前のストレッチで体をリラックスさせましょう

→首や肩、腰や太ももなどもストレッチでほぐすと疲れが取れやすくなり、睡眠の質を高めます

○部屋着ではなく、必ずパジャマに着替えて寝ましょう

→睡眠中、寝返りを20~30回ほどうつことで血流がよくなり睡眠の質が上がります。ジャージなどのゴワゴワした部屋着のまま寝ると寝返りがうちにくいため睡眠の質が低下します。

 

〈ストレス〉の対策

○自分なりのストレス解消法を覚えておいて、ため込みを防ぎましょう

○口角を上げて笑うだけで免疫力がアップします

→免疫力が上がれば自律神経も整いやすいです

○呼吸法でイライラ、落ち込みを撃退しましょう

→ゆっくりと深い呼吸には副交感神経を優位にし、リラックスをもたらす効果があります。

イライラしたときは力強く吐き、落ち込んだときは細く長く吐く呼吸法が効果的とされています

Ⓐイライラしたときには、おなかに手を当ててゆっくりと鼻から息を吸い、口からフッ!と力強く吐き出します。4~5回繰り返します。

Ⓑ落ち込んだときには、おなかに手を当てて鼻からゆっくり息を吸ったら、口をへの字に軽く開いて息を細く長く吐いていき、最後までゆっくりと吐ききります。4~5回繰り返します。

 

 

 

○ひとりの時間をつくってリセットしましょう

→ひとりの時間を楽しめる人はうつにもなりにくい傾向があります。定期的にひとりで過ごす時間を持ち、誰にも気兼ねせず自分の好きなことをして心をリセットしましょう。

○自分の好きなことを書き出してみましょう

→実際にやっていなくても書くことで脳が疑似体験し、ストレス解消につながります

○好きな香りをかいでリラックスしましょう

→ラベンダーなどストレスによいとされる香りはいろいろありますが、一番いいのは自分が好きな香りをかぐことです

○手を伸ばして体の緊張をほぐしましょう

→体を伸ばすと筋肉の緊張がゆるみ、脳の緊張もほぐれます。遠いところのものを取るイメージで手を伸ばしましょう。

 

 

 

上・斜め前・横に両腕をグーっと10秒伸ばしましょう

 

 

 

 

(参考文献:Saita 2018年4月号「春バテ不調に強くなる!」/ 養命酒製造株式会社HP「春バテ要注意!」)

 

目新しい対策法はないかもしれませんが、春バテに限らず自律神経を整えることは日頃の「元気」につながります。

心身ともに元気に春を満喫していただきたいと思います。

 

ワークステーション静岡 T

サバ缶ブーム到来!

突然ですが、皆様、サバ缶はお好きでしょうか。

宇都宮エリアのエムハート薬局では、かつてないサバ缶ブーム中です。!

「薬局にサバ缶?」と感じる方もいらっしゃると思いますが、

「中性脂肪を低下させる」機能性表示食品のものを取り扱っていますので、

皆様に自信をもってオススメできる商品です。

味は、味噌煮と水煮の2種類がありますが、どちらも人気です!

 

缶詰なので長く保存できますし、まとめ買いされる患者様も多くいらっしゃいます。

また、最近当店では、いわしやさんまの商品も取り扱い始めました。

ぜひこの機会に、サバ缶を手に取ってみてください。

 

宇都宮支店 W

春一番と世界の風

寒さが和らぎ、みなさんが春を感じるのはどんな時でしょうか。

 

春風や言葉が声になり消ゆる  池田澄子

野に出でよ見わたすかぎり春の風  辻貨物船

春風や闘志いだきて丘に立つ  高浜虚子

 

「春風」は春を運んでくるものとしてこのように歌に詠まれることも多いです。

「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)」(春風がおだやかに吹く様子。人柄がおおらかで温かな様子も表す)という語もあるように、春風はのどかで暖かく穏やかですが、時には強風、疾風となって荒れることがあります。これが「春あらし」「春はやて」です。

天気予報でも耳にする「春一番」は、春になって最初の強風のことです。二月中旬から下旬にかけて吹き、桜の咲く前に「春二番」が吹き、さらに「春三番」「春四番」まであります。

季節を運んでくる風は世界の他の地域にも吹いています。

今回は「春一番」とこの時季に吹く世界の風についてご紹介したいと思います。

 

〇春の気圧配置

左図は、春が近づき初めて吹く暖かい南風の強風、春一番が吹くころの気圧配置です。

大陸の華北南部や華中付近に発生した低気圧が東に移動し、日本海に入ってから発達して吹く春一番は、春の到来を告げますが、日本海側では粉雪が舞い、太平洋側でも関東地方などでは東シナ海低気圧の北上によって大雪に見舞われることがあります。

温帯低気圧は、北半球では反時計回りに風が吹き、発達中は南の風が強まって暖かくなりますが、通過後には北風が吹きつけて寒くなり、ときに大雪や大雨、暴風による災害となることもあります。

春、暖かくなってくるとつい薄着で出かけたくなりますが、思わぬ強風や冷たい天候に見舞われることがあるのはこのためです。

気圧の変動も冬に比べてずっと激しく、春二番、春三番と吹き荒れるごとに春は深まり、気温も急ピッチで上昇します。

春一番とともによく知られるのは春雨です。

小さな低気圧が西から東へ通り抜ける時に降る雨で、音もなく降り続けますが、冬の雨のように冷たくなく、堅く凍り付いた大地も緩んで、野山は春のやさしい気配を漂わせてくれます。

 

〇“春一番”の由来

玄界灘の離島である壱岐島南西部の郷ノ浦港では、江戸時代から春先に吹く強い南風を「春一番」と呼んでいたといいます。

1859年3月17日に春一番により漁師たちが海難事故に遭ったため、その教訓から「春一番」という言葉が広まったのだそうです。

冬から春先の日本海の船旅が難しいことは知られていて、江戸時代から明治時代にかけて日本海をさかんに行き来した北前船も、春の彼岸過ぎに出発して各地で商売し、初冬には大坂に戻っていたようです。

今日、気象庁が春一番を発表する際は「立春から春分までのあいだに広い範囲で初めて吹く、暖かくて強い南よりの風」と定義されていて、1951年~2017年までの東京の記録によれば、発生しなかった10か年を除き、最も早い年で2月5日、遅い年で3月20日と、立春から春分までの間に分散して吹いています。

 

〇名前が付けられた風

風は目に見えず、手に取ることもできませんが、私たちは風の存在を知っています。

風の面白さは地表面の状態(たとえば陸、海や湖などの水面、氷や雪面など)の違いが生み出す大気の温度差によって複雑な振る舞いが現れるという点です。ですが大気の状態は刻々と変化するため、なかなか一括りには説明ができません。

局地風と呼ばれる風は、その土地の地形や地表面状態に応じて特定の季節や天候のときにきまって吹く、という規則性が特徴です。そのため固有の名前が付けられ人々に親しまれています。

名前が付けられた風は、その風とそこに住む人々の生活や文化との間に何らかの関わりがあるということを示しているのです。

それでは、この時季に吹く世界の風をいくつか見ていくことにしましょう。

 

Sirocco(シロッコ) 〔地中海沿岸部〕

春の訪れとともに、地中海沿岸で吹く温暖な南東風です。

サハラ砂漠から吹く乾いた風が、地中海を越えるうちに湿り気を含んで重くなり、霧や雨をともなって南フランスや南イタリアにやってきます。

低気圧の通過にともなって吹く風で、人々を憂うつな倦怠感で包み込んでしまう風でもあります。

 

 

 

 

FÖhn(フェーン) 〔アルプス山脈〕

世界各地で起こる「フェーン現象」はこの風から名づけられました。

風が山を越えるとき、風上斜面には雨や雪をもたらす一方で、風下側には高い気温と乾燥した空気をもたらすような現象を指します。

 

フェーンの故郷は「アルプスの少女ハイジ」で有名なアルプスの山々で、春先に発生するため、谷に住む人々にとっては雪解けを早め、作物の植えつけが始められることを告げる風です。

 

一方で、この風が強すぎると体調を崩す人が急増します。

短い間に急速に気温が上昇し、また湿度や気圧が低下するため、イライラや片頭痛をわずらうこともあります。

 

 

 

 

 

Chinook(シヌック) 〔アメリカ・カナダのロッキー山脈東部(グレートプレーンズ)〕

シヌックはsnow  eater(雪食い)とも呼ばれ、風が吹くと気温が30℃近く上がり、冬のあいだに積もった雪を一気に融かすことがあります。

アメリカ西海岸から吹く西風がロッキー山脈を越え、東側のグレートプレーンズに吹き下ろすときに乾燥した暖かい風になるフェーン現象の一つです。

ロッキー山脈の西側だけで雲が発生して雨を降らせるので、雲と晴天の空の境界がはっきり見える「シヌック・アーチ」という光景が見られます。

中緯度に暮らす人々にとって春の訪れは、一年の中で最も喜ばしいイベントの一つです。アメリカ東海岸の一部では、立春のころ、ウッドチャック(グラウンドホッグ)というリス科の小動物が、冬眠明けに巣穴から顔を出すときの天候(影が見えるかどうか)で、春がいつから始まるかを占うお祭りが開かれるそうです。

Kal  Baisakhi(カル・バイシャキ) 〔インド・バングラデシュ北部〕

 

 

インドやバングラデシュなど南アジアでは雨季と乾季の二つの季節が知られています。雨季の前後には、一年で最も気温が高くなるプレモンスーン季と、カラッと晴れ上がる日が多くなるポストモンスーン季と呼ばれる季節があります。

 

 

 

3月から4月にかけてのプレモンスーン季には、40℃を超す高温が観測されるとともに、ガンジス川流域の平野部を中心に竜巻や突風、雹などをともなう激しい雷雨、ノルヴェスターにしばしば見舞われます。この嵐のことをベンガル語でカル・バイシャキと呼びます。

このプレモンスーン季の嵐は、乾ききった世界に念願の雨をもたらす春の女神のようなもので、人々は喜び合って田畑を整え、大地からさまざまな恵みを受けるための準備を始めるのです。

 

 

Afghanetz(アフガネッツ) 〔中央アジア乾燥地域〕

アムダリヤ川の中流、トルクメニスタン、ウズベキスタンなどで春先に吹くことの多い南よりの強風です。

この2か国の南にあるのはアフガニスタンで、南から吹く強風が乾燥した砂漠地帯で砂嵐となるのです。

 

 

 

 

春の砂嵐は、乾いた大地から巻き上げられた砂が風下へと運ばれる現象で、日本でも黄砂が有名です。

中央アジアから日本にかけての広い地域、すなわち北緯30度付近の上空に偏西風ジェット気流が吹くアジア各地で春の訪れを象徴する風ともいえます。

 

(参考文献:環境デザイン研究所編『ニッポンの二十四節気・七十二候』/ 福島あずさ著『窓から見える世界の風』)

 

地球のあちらこちらで季節を運ぶ風が吹き、それを待つ人々がいるのですね。

地球の温暖化や環境汚染が深刻ですが、

たまにこうして世界の自然に目を向けて親しみを持つことが、身近な行動につながっていくのではないかと思います。

 

ワークステーション静岡 T