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若さと健康を保つ乾燥対策

今年の冬は暖冬で雨も多いので少しましですが、冬はやはり「乾燥」が気になる方が多いと思います。

水分を摂ったりクリームを塗ったり、いろいろと対策はありますが、

今回は「体の中から潤す」ことにフォーカスして対策をみていきたいと思います。

また、老化と乾燥についても考えてみたいと思います。

 

①若さや健康を保つ「水分」の正体

みずみずしい肌や若々しい筋肉・骨・内臓を保つために必要な水分は「細胞内の水分」です。(=細胞内液

胃袋や腸管、血液中や皮下の細胞と細胞の間(細胞間質)などの水分(=細胞外液)は、多く存在しても若さや健康を保つ要因にならないだけでなく、体に害になることもあります。

図中○のように、細胞がみずみずしい健康な状態では、細胞内液と細胞外液のバランスがとれています。

図中×のように、細胞に必要な水分が行かずに乾燥している状態では、細胞外液にばかり水分が増え、バランスが崩れています。

このように水がたまった状態では、余分な水で体が冷えてしまうので、私たちの体は水を外に出して少しでも体を温めようというメカニズムが働きます。それが症状として現れたのが下痢や嘔吐、むくみです。

ここで、細胞が血液中の水分を吸い上げる力に必要なのは「体熱(36.5℃以上の体温)」であり、「低体温」も細胞内に水分を吸収させる力を阻み、老化や病気を早めている一つの要因であるといえます。

 

②低体温と老化

現代人には低体温の人が増えているようですが、これは以下のようなライフスタイルが原因であると考えられます。

・筋肉労働や運動の不足

・体を冷やす食べ物の摂り過ぎ

・体を温める食物である「塩」や「塩分の利いた食べ物」を健康のために避けすぎている

・水分を摂り過ぎている(特に人肌の温度以下の冷たい飲み物)

・真夏でも寒いほど利かせたクーラー

・湯船に入らずシャワーで済ませる入浴習慣

  

体温の40%以上は筋肉で発生するため、ウォーキングやスポーツなどで筋肉を使うことは、老化を防ぎ若さを保つ上で極めて重要です。

しっかり筋肉を使って体熱をつくり、細胞内に水分を送り込んでみずみずしい体を手に入れましょう。

 

③乾燥と老化を防ぐポイント

腎臓の働きを促す

血液内の水分を細胞内に十分に吸収させるためには、まず細胞内や体内の水分を先に排泄する必要があります。「出す」ために一番重要な臓器である腎臓の働きを促すことが大切です。

塩分と水分はセット

人間の体内では、塩分は水分とくっついて動いていて、塩分と水分は増えるのも減るのもセットです。必要以上に塩分が減れば、体の細胞にとって必要な水分も減ってしまいます。

健康減量のために「きちんと排出」

体重が増加するのは食べすぎるせいもありますが、体内の「水分コントロール」ができていないことが原因です。「食べるものを減らす」ことより「水分を排出できる体にする」ことが必要です。

細胞の保水性には「ヌルヌル・ネバネバ食品」

水分を吸収してみずみずしくなった細胞を保ち続ける能力を「保水性」といいます。これに効果抜群なのがムチンという成分を含む「ヌルヌル・ネバネバ食品」です。

ヤマイモ・サトイモ・オクラ・モズク・ワカメ・納豆・ナメコなどです。

頭の老化現象も乾燥が原因

頭の老化現象も脳の乾燥が原因といわれています。筋肉を動かすことで脳の記憶中枢である海馬の血流が促進し、脳への水分補給が行き届き、若々しい脳を保てます。

 

④体の乾燥度サイン

・のどの渇き

→適切な水分を摂っていたとしても細胞には十分な水分がいかない状態です

・雨の日の不調

→体の中に存在する「余分な水」が体を冷やし、その場所に痛みが生じます(足腰の痛み、神経痛、頭痛など)

・やたらと汗をかく

→大量の汗が出るのは体内に余分な水分がたまっている、健康な体を保つ水分バランスが崩れているからです

・γ‐GTP値が高い

→肝機能を調べるγ‐GTP値がお酒を飲まないのに高いのは、体に余分な水分を抱えている証拠です

・下半身が太る

→体の中で余った水分は重力に従って下へ下へと下がります

 

⑤水分コントロールの仕組み

乳児は全体重の70%が水分であり、幼児は65%、成人は60%、老人は55%と水分が減少していくことがわかっています。ところが「みずみずしい体になるため」と水をがぶ飲みしても細胞の中には入らず、逆に細胞外液が増えて老化が進んでしまうのです。

年を重ねて体内の総水分量が減ったとしても「細胞内液の多い体」は若々しく、「細胞外液の多い体」は乾燥して老化が進んでいるといえます。どうすれば細胞内に水分を取り込むことができるのでしょうか。

体内の水分コントロールの仕組みについて見てみましょう。

〔水分コントロール成功例〕

○体を温める食事、生活をしている場合

・血液中の水分は全身60兆個の細胞に運ばれる(細胞内液)

・細胞内液は細胞のみずみずしさを保ちながら、さまざまな化学変化に利用される

・古くなった水分は老廃物とともに血液に吸収されて、腎臓へ運ばれ排泄される

 

 

 

〔水分コントロール失敗例〕

×体を冷やす食事、生活をしている場合

・冷たい水分を摂り、胃や小腸が冷えると吸収が十分行われず、胃腸の中にたまるか下痢として体外に捨てられる(細胞外液)

・冷えた各組織の細胞でも必要な水分は十分に取り込めず、水分は細胞と細胞の間に滞り(細胞外液)、むくみとなる

 

 

 

このようなメカニズムで、水をがぶ飲みしても乾燥した体になってしまうのです。

みずみずしい体になるために必要なのは「細胞に届くための水分補給」なのです。

そのためには「塩分・ミネラルを含んだ水分を上手に摂る」こと、「体熱をつくり出す生活をする」ことが大切です。また水分コントロールで重要な働きをする腎臓にとってよい食材「生姜」を食事に上手に取り入れることがおすすめです。

⑥乾燥・老化防止食材の選び方

(1)北方産の食べ物を選びましょう

→寒いところで育つ食物は温める性質を持っています

例;ニンジン・レンコン・ゴボウ・ヤマイモなどの根菜類

 

 

 

(2)赤・黒・橙・黄色など暖色の食品を選びましょう

→同じ原料からできているものであっても、色の薄いものは体を冷やし、色の濃いものは体を温めます

例;青・白・緑色の冷色系食物⇒赤・黒・橙・黄色の暖色系食物

牛乳⇒チーズ

白米⇒玄米・胚芽米

大豆⇒小豆・黒豆・納豆

白ワイン⇒赤ワイン

うどん⇒そば

    

(3)塩分の利いたものを食べましょう

→塩は体を温めるだけでなく水分を追い出す作用もあり、腎臓の強化には欠かせません。体内に余分な水がたまり乾燥してしまっている人や冷え体質の人は塩、とくに自然塩(粗塩)を摂りましょう

(4)硬いものを選びましょう

→○硬いもの―チーズ・ドライフルーツ・漬物・赤身の肉・北方原産のくだもの・根菜類など

×水分を多く含むもの―酢・牛乳・ビール・ジュース・南方原産のくだもの・葉菜類など

×柔らかいもの―バター・クリーム・肉の脂身・白パンなど

北方原産のくだもの例) リンゴ・ブドウ・プラムなど

(南方原産のくだもの例) スイカ・バナナ・マンゴーなど

(5)ビールより赤ワインを飲みましょう

→麦が原料のビールやウィスキーは体を冷やし、ブドウが原料のワインやブランデーは体を温めます

(6)動物性の食品を摂りましょう

→一般的にいえば動物性食品は植物性食品よりも体を温め、体内の余分な水分の排泄を促します

(7)ヌルヌル・ネバネバ食品を食べましょう

→前述のとおり、内側からの保湿を促進する食物です

 

⑦乾燥に対する入浴の効果

きちんと入浴する人とシャワーだけで済ませる人とでは老化の進行に差があります。

入浴の効果は次のようなものがあげられます。

温熱効果

腎臓の働きだけでなく、血行そのものもよくなり、水分の排出がスムーズになって、細胞の中に存分に水分を取り入れることができます

むくみ取り効果

湯の水圧がかかることによって皮下の血管やリンパ管の流れがよくなり、むくみや冷えが取れます

肌の保湿効果

体が温まると皮脂腺から皮脂が出てきます。これが表面の汚れを洗い去り、皮脂膜を作り肌に潤いをもたらします

(参考文献:石原結實著『老化は体の乾燥が原因だった!』)

 

体の乾燥が「老化」や「冷え」ともつながっているのですね。

若さと健康のために、冬場は特に運動をして体熱をつくり体を温める食生活を心がけて、細胞に水分を届けてあげたいものです。

 

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