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飲酒後のアルコール体内分解の目安

1月13日は成人の日でしたね。

新成人の皆さん、成人おめでとうございます。

地元にある富士宮浅間大社では、華やかな晴れ着姿の方をお見掛けしました。

同窓会や新年会に参加する方も多い時期ですね。

久しぶりの再会や、気心の知れた仲間との時間は楽しく、ついお酒が進んでしまいます。

普段、業務のなかで、こんな質問をされることが多いです。

「この薬は、お酒飲んでも大丈夫ですか??」

さすがに、“お酒で薬飲んでも大丈夫ですか?”と聞かれることはないですが、どれくらい間隔をあければ良いか気にされる方は多いです。

ここでは、アルコール摂取後、どれくらいの時間で体内から抜けるのか説明させていただきます。

ただし、性別、年齢、体格、分解酵素の能力差、体調、状況によってもアルコールの代謝は変動しますので、あくまで目安として捉えて下さい。

あくまで目安ですが、「体重(㎏)×0.1=1時間に分解できるアルコール(g)」とされています。

例えば、体重70㎏の方は70(㎏)×0.1=7.0(g)、1時間に分解できるアルコールは7.0gとなります。

アルコール度数15%前後の日本酒1合をアルコールの量に換算すると、約20gと言われています。

つまり、体重70㎏の方が日本酒1合代謝するには、20÷7.0=2.86時間、約3時間以上が目安となります。

ちなみに、厚生労働省推進の21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」によると、1日平均アルコール量は20gが適量といわれておりますので、こちらも覚えておいて下さいね。

このアルコール量20gを各種アルコール飲料に換算すると下記になります。

 

・アルコール度数5度のビール、缶チューハイ→ 500ml(中瓶1本)

・アルコール度数15度のワイン→ 180ml(1/4本)

・アルコール度数25度の焼酎→ 110ml(ロックで0.6合)

・アルコール度数40度のウイスキー→ 60ml(ダブル1杯)

換算した計算式は、「アルコール含有量(g)=飲酒量(ml)×アルコール度数(%)×0.8(アルコール比重)」となります。

では、体重70㎏の方が下記の量を飲酒した際、体内でアルコール分解するにはどれくらいの時間を目安とするべきでしょうか?

アルコール度数5度のビール 1000ml、アルコール度数15%の日本酒1合

ビール分のアルコール含有量:1000ml×0.05×0.8=40g、日本酒分のアルコール含有量:20g アルコール含有量合計は60gとなります。

体重70㎏の方が1時間に分解できるアルコールは目安として7.0gでしたので、体内でアルコールを分解する時間は、60g÷7g=8.57時間、約8時間半以上となります。かなりの時間を費やしますよね。

また、前述でも触れましたが、アルコール分解能力には大きな個人差があります。

幾つかご紹介させていただきます。

 

・体重が重い人ほど、分解が早い

→アルコールは90%が肝臓で代謝され、体重が重い人ほど肝臓が大きい傾向にあります。

 

・男性は、女性より分解が早い

→体格の違い以外にも、女性ホルモンによる影響もあります。

 

・食後は、空腹時より分解が早い

→胃に溜まった食物がアルコールの胃壁への吸収を緩やかに。豆腐や枝豆といったタンパク質や脂質の多いものが勧められています。

 

・顔が赤くならない人は、赤くなる人より分解が早い

→体内に入ったアルコールはアセトアルデヒドに分解されます。このアセトアルデヒドの作用で顔などの毛細血管が拡張され、顔などが赤くなります。

そして、このアセトアルデヒドが原因で二日酔いにもなっているのです!!

顔が赤くなる、赤くならない、二日酔いにならない、なりやすい人の差はこのアセトアルデヒドを分解する酵素が影響します。この酵素活性の強弱は遺伝的要素や人種差が大きいとされています。

 

以上、簡単ではございますが、アルコール摂取後の体内分解時間について説明させていただきました。

そして、薬を飲むときにお酒と一緒に飲むのは厳禁ですが、運転も絶対にダメですよ!

今回お伝えした目安となる体内分解時間が経過していたとしても、ボーッとする、景色がぼやけるなどアルコールが抜けていないような状態であれば、運転は絶対に控えて下さい。

お酒だけでなく、暴飲暴食を控えて、体調管理に気をつけていきましょう。

エムハート薬局では、健康相談も受け付けています。

病院にかかるほどではないけど、なんとなく不調・・・という時でも、お気軽に薬局へお立ち寄りください。

 

静岡東支店 K