株式会社ミック

STORE BLOG
2019/12の情報発信ブログのブログ

“待ちわびる”楽しみ~ドイツのクリスマス

日本にクリスマスが定着してずい分たちますが、もともとの文化としてクリスマスを祝う人々のクリスマスの過ごし方はあまり知られていないのではないでしょうか。

今回はクリスマスマーケットで有名なドイツのクリスマスをご案内したいと思います。

本場のクリスマスを旅する気分でお楽しみください。

○クリスマスの期間

クリスマスはキリストの降誕を祝うお祭りですが、本当のところキリストが生まれた日は聖書には書かれていません。

12月25日をキリストの降誕の日と決めたのは4世紀のローマ帝国です。当時ローマ帝国では太陽神が信仰されており、冬至を過ぎて明るい時間が長くなっていく12月25日は太陽神の祭りの時期。それをキリスト教が取り込んでいったとされています。(日本にも、冬至を境に運も向いてくるという「一陽来復」という言葉があり、発想が近いかもしれません)

今ではヨーロッパの多くの国が12月25日・26日をクリスマスの祝日と定めていて、東方の三博士がキリストの元にたどり着いたといわれる1月6日をもってクリスマスの全期間は終了となります。

○アドヴェントとは?

クリスマスを心待ちにして準備する期間のことで、約4週間もあります。11月27日~12月3日の間にある日曜日を第1アドヴェントと呼び、その日から始まります。

アドヴェントの間、街ではクリスマスのデコレーショングッズが売られ、ツリー用のもみの木マーケットが立ち、家庭ではアドヴェントとクリスマスに食べる焼き菓子を大量に焼きはじめます。

クリスマスマーケットもだいたい11月25日頃からオープンします。ちょうどその頃は冬至に向けてどんどん日が短くなり、心が沈みがちなドイツの人々にとっては光あふれるクリスマスマーケットが心から楽しみな時間なのです。

 

○クリスマスマーケットとは?

ツリーやイルミネーションで彩られた場所に、クリスマスグッズやギフト、食品を売る屋台が並び、温かい食べ物や飲み物もその場で楽しむことのできるマーケットです。日本の縁日と物産展を合わせたようなにぎやかで地方色を感じられるお祭りのようなかんじです。

開催期間は11月25日頃~12月24日頃までが標準的で、12月25日にはほとんどのマーケットが終わってしまいます。

ヨーロッパの人々にとってのクリスマスは、日本でいえばお正月のような存在-家族で静かにゆっくり過ごすもので、それに備えるためのマーケットなのです。

  

マーケットはプレゼントを探す人や楽しいひとときを求めるファミリー、観光客でにぎわいます。日が暮れると会場の明かりが灯って美しくなりさらに人々が集まります。バーに行く代わりに屋台で温かいグリューヴァインを飲む人もいます。

 

○クリスマスマーケットの楽しみ方

クリッペ・・・人形などを用いてキリスト降誕シーンを表現したもののことで、クリスマスマーケットでは必ずどこかで見つかります。

ステージイベント・・・市民が主役のコーラス・ブラスバンド演奏・劇などが行われています。子どもたちによる讃美歌は感動するそうです。

アトラクション・・・ロマンティックなカルーセル(回転木馬)や観覧車、スケートリンクや本格的な絶叫マシンを設置しているところもあります。

屋台・・・会場の美しいデコレーションを眺めたり買い物をしたりぶらぶら歩いて身体が冷えてきたら温かい食べ物や飲み物で暖をとります。

屋台の種類

①クリスマスグッズ・ギフト商品・防寒用品・食品の屋台

クルミ割り人形やオーナメント、キャンドルなどの雑貨が勢ぞろい。長い歴史と郷土色をもったものが多く、ドイツの手工芸職人文化がうかがえます。

   

②その場で食べるフードの屋台

温かいもの(ソーセージなど)とクリスマス焼き菓子(レープクーヘンやシュトレンなど)があります。

最近日本でも売られている「シュトレン」は、ナッツ・ドライフルーツたっぷりの贅沢なクリスマス焼き菓子で、イースト入りの生地でケーキというよりはパンに近い食感です。

③その場で飲むドリンクの屋台

定番は温かい「グリューヴァイン」。

赤ワインにスパイスを入れて温めたものが伝統的ですが、さまざまな風味のものが増えています。

他に珍しいのは「アイアープンシュ」。

卵のリキュールにワインやバニラを加えた甘いホットドリンク。ホイップした生クリームを添えます。(アルコール度数は8~10%程度)

○カップは持ち帰れる!?

屋台で飲み物を注文すると、飲み物の料金以外に2~3ユーロのカップ保証金も一緒に払います。

カップは各マーケットのオリジナルで年によって変わることもあります。欲しければ持ち帰れますし、保証金分のお金できれいなものを買えます。

 

○クリスマスマーケットの歴史

中世から続くドイツの街には共通している構造があります。街の中心に広場があり、そこに面して教会や市庁舎が立ち、井戸(泉)があるというもの。

広場は中世の人々にとって生活の中心的存在でした。その広場にクリスマスマーケットの屋台が立つようになったのは14世紀からです。1310年にはミュンヘンで開かれたという記録が残っています。

屋台にはクリスマスを迎えるために必要なものが並び、ナッツや焼き菓子なども売られていました。

プレゼントを贈り合う習慣はなく、貧しい人々にクリスマスを祝えるように施しを与える程度でした。

 

○サンタクロースとクリストキント

ドイツではクリスマスにプレゼントを持ってくる人が2人います。

私たちになじみのあるサンタクロースのモデルは、12月6日に子どもたちにプレゼントを配る実在の司教だった聖ニコラウスです。

ところが1535年頃、宗教改革の創始者であるマルティン・ルターが聖ニコラウスの日を廃止し「クリスマスにキリストがプレゼントを持ってくる」と説きました。それ以来、ドイツのプロテスタントの家庭(ルターは従来のカトリックに対してプロテスタントを生み出しました)では、クリスマスに子どもの姿のキリスト、「クリストキント」がプレゼントをくれる風習になります。

 

 

 

←クリストキント

金色の巻き毛、白と金色の衣装の天使姿です。本来なら男の子のはずですが、女の子として描かれます

 

 

 

しかしオランダでは聖ニコラウスが残り、それがアメリカに渡り、1932年にアメリカのコカ・コーラ社が現在のようなサンタを広告に登場させ、世界中に広まりました。

それが再びドイツへ輸入され、その後ドイツのプロテスタントの家庭でも贈り物をくれるのはサンタになったのです。(カトリックの家庭ではクリストキントがまだ役割を担っています)

今でもニュルンベルクのクリスマスマーケットには、冠を頭に戴き金色の衣装をまとった天使姿のクリストキントが登場し、幼稚園や病院も訪問するそうです。

 

○クリスマスの過ごし方

12月24日:会社もお店もお昼過ぎには終わり、帰省ラッシュが始まります。

クリスマスツリーの飾りつけは必ず24日に行い、家族同士が交換するためのプレゼントをツリーの根元に置いておきます。

教会では1日に何回も礼拝が行われます。

夕食はソーセージにサラダ程度ですませ、夕食後はプレゼント交換をします。

 

 

 

 

12月25日:第1クリスマスの日。家族水いらずで穏やかに温かく過ごす日です。クリスマスディナーをいただきます。

25日・26日は街は1年のうちでいちばん静かな2日間です。

 

 

 

 

12月26日:第2クリスマスの日。日本のお正月の2日目、3日目とよく似ています。親戚同士で集まり、家に届いたクリスマスカードを読みます。お墓参りに行く人もいます。

夜からは再び都会へ戻る人々の帰省ラッシュ、27日からは平日に戻ります。

 

(参考文献:久保田由希著『きらめくドイツクリスマスマーケットの旅』)

 

ドイツのクリスマスはいかがでしたか。

日本に独特なお正月の過ごし方があるように、ドイツのクリスマスにも数百年にわたる人々の想いや願いのつまった素敵な過ごし方があるようです。

このように血の通った他国の文化を知ることは単純に楽しいですし、自分の国の文化にも目を向け大切にすることにもつながっていくのではないでしょうか。

 

ワークステーション静岡 T

福祉祭りに参加しました

こんにちは!

アクロス小幡店です。

 

アクロス小幡店は駅のビルに入っています。

毎年そのビル全体で福祉祭りを開催しています。

今年も11月に開催されたのですが、私たち薬局も参加させていただきました!

 

毎年フリマや屋台などがたくさん出たり、催し物も開催されるので今年もビル全体がとっても賑やかでした!

 

薬局では肌水分量測定・脳年齢測定・血圧測定とお子様向けの魚釣りゲームをやりました。

なかなか脳年齢測定をする機会がないので、皆さん興味津々で朝早くからいらっしゃる方も多かったです。

どの測定も大盛況で、測定する薬剤師や調剤事務員とお客さんでお話も盛り上がりました!

 

いつもの薬局の雰囲気とはまた違った賑やかさで、とても楽しい一日でした!

 

名古屋中央支店 M

家事は脳にいい!?

「家事をしている人は脳が若い」といいますが、元気でいきいきとされているおばあちゃんたちを見るとなるほどなと感じます。

今回は家事と脳の働きに着目した「家事脳トレ」をご紹介したいと思います。

○家事と脳の働き

料理・掃除・洗濯・家計管理・近所づきあいなど、家事は体だけでなく頭も十分に使う仕事で、無意識のうちに細かい段取りを組み、予定外のことにも臨機応変に対処し、さまざまに脳を働かせています。専門的に偏った脳の使い方をしている勤め人と比べて、家事をする人はバランスのとれた脳の使い方をしているといえます。

ここで注意していただきたいのは「自動化」した家事は脳トレの効果がないということです。省エネ・時短・効率化ばかり行っていると脳が慣れすぎてボケてしまうのです。

 

○8つの脳番地

脳には1000億を超える神経細胞があり同じような働きをする細胞たちは集団となって同じ場所に位置しています。

これをわかりやすくまとめたものが「脳番地」です。

記憶系脳番地(※以下省略):情報をインプットし使いこなす。知識と感情の連動でのびる。

視覚系:目で見たことを脳にインプットする。

感情系:喜怒哀楽などの感情表現に関与。老いても成長し続ける。

思考系:何かを考えるときに深く関係し、脳の司令塔にあたる。

理解系:情報を理解し将来に役立てることを担う。好奇心によって成長する。

聴覚系:言語や周囲の音など、耳で聞いたことを脳にインプットする。

伝達系:あらゆるコミュニケーションを通じて意思の疎通を担う。

運動系:体を動かすこと全般に関係する。脳内で最初に成長を始める。

たとえば、私たちが料理をする時、こんなふうに脳を使っています。

・味見→記憶系(過去の味の記憶)

・材料選び・料理中→視覚系

・料理の感想をきく→感情系

・手順を考え2~3品同時進行で作る→思考系

・メニュー決め(家族の好みや体調を考える)→理解系

・炒め物・揚げ物→聴覚系

・人に食べてもらう→伝達系

・手を使ったり台所内を移動→運動系

このように脳番地は連携しながら働いています。自分の弱い脳番地や得意な脳番地を意識しながらトレーニングすれば、バランスの良い脳に近づけることができます。

 

○脳をイキイキさせる3つのポジティブ家事

①家事を変える・・・いつもと違う家事のやり方を考えて脳の使い方に偏りをなくしましょう

②家事を楽しくやる・・・脳は喜んだり、ときめいたり、幸せな気分になると活性化します

③家事にひと手間かける・・・丁寧に家事をする、手作りをするなど、ひと手間が脳を大きく刺激します

これらを踏まえて、8つの脳番地を鍛える家事脳トレの例をご紹介していきます。チェックポイントにあてはまる項目の脳トレをお試しください。

 

①記憶系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・顔は思い浮かぶのに名前が出てこない

・スーパーなどでときどき買い忘れをする

・人と話していて「えーっと」「あのー」が増えた

脳トレ

○野菜や花を育てる

→時間の流れを意識することと記憶力には深い関係があります。収穫や開花を心待ちにして野菜や花の成長を見守ることは、収穫・開花までの時間を意識することであり、また土いじりは五感を心地よく刺激してくれます。

  

○片づけや掃除はタイマーをセットして

→脳内で記憶をつかさどる「海馬」は時間を意識すると急に元気に働き始めます。制限時間内に家事を片づけたらごほうびを設定しておくと、記憶系がよりいっそう刺激されます。

 

○季節ごとに衣替えをする

→季節の変わり目を感じながら衣類を入れ替えるのは、時間の流れを実感することです。1年前のことを思い出すことも記憶系を刺激し、衣類の処分や先々の利用法を考えることは思考系も刺激します。

 

②視覚系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・目の前にあるものを「ない!」と探してしまう

・映画館や美術館に行かなくなった

・人ごみでぶつかりやすくなった

脳トレ

○レジでは状況をよく観察していちばん早そうな列に並ぶ

→列の長さだけでなく並んでいる人たちのカゴの中の商品量、レジ打ちの速さなどの情報を目で集め総合的に判断します

○店では新商品や流行ものをチェック

→何かを見るときも漫然と眺めるのではなく興味を持って観察することが大切です。好奇心の強い人が高齢になっても元気なのは五感でたくさんの情報を収集しているからです。

 

③感情系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・最近ドキドキ、ワクワクすることがめっきり減った

・顔の表情がとぼしくなった

・イライラするとすぐ甘いものを食べてしまう

脳トレ

○エプロンを3枚用意し、その日の気分で選ぶ

→自分を解放してくれるデザインのエプロンでウキウキしながら掃除や料理をすれば感情系が活性化します。

○朝、鏡の前でにっこり笑ってから掃除をスタート

→笑顔になると、たとえそれが形だけであっても脳は「楽しい!」と錯覚します。

 

④思考系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・旅行の計画を立てるのが面倒になった

・ものごとを決めるのに時間がかかる

・新しいことに挑戦する気持ちが湧いてこない

脳トレ

○財布からお金を出さない日を作る

→思考系の中には、意思決定をする場所があり、ここが弱ってくると自分の脳にブレーキがかけられなくなるので要注意です。「お金を使わない」という制限を自分に与えそれを守ります。

 

○「いつか行きたい」土地の郷土料理を作ってみる

→いつもと違う料理を作るとき、珍しい食材や独特の味つけ、思いがけない調理法などに脳は強く反応します。憧れの土地を知ろうとすると理解系の脳番地も使うことになります。

 

⑤理解系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・よくわからないことがあっても「ま、いいか」と思ってしまう

・流行にまったく興味がない

・大声でおしゃべりをして周囲に迷惑をかけたことがある

脳トレ

○旬の食材を料理に取り入れる

→旬の食材から今の季節を理解すること、また自分の好みの味を理解することにもつながります。理解系を刺激するのは自分や周囲への好奇心です。

 

○模様替えの前に家具の配置図を描く

→空間を理解する力を鍛え物事を俯瞰して見る力もアップします。

○買い物ルートを5つ作り、それぞれに名前をつける

→何かに名前をつけるときはそのものの特徴を理解することが欠かせません。ネーミングには理解系が使われます。

 

⑥聴覚系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・つい聞き返したり聞き間違いが多い

・テレビを見るときはすぐ字幕スーパーに頼ってしまう

・にぎやかな場所が苦手になった

脳トレ

○買い物がてら季節の音を3つ探す

→春一番が吹く音、セミの声、風鈴の音、焼き芋売りの声など周囲の音に注意を向けて聴覚を鍛えます。

 

○テレビの料理番組を聞いてレシピを書きとめる

→聞くと同時に書かなければいけない緊張感で聴覚系は最大限に働きます。書き取ったあとはテレビ画面やデータ放送のレシピで答え合わせしましょう。

⑦伝達系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・「うれしい!」という気持ちがうまく表現できない

・会話をするのが面倒

・手紙やメールを書くのをあとまわしにしてしまう

脳トレ

○いただきものや手作りの“おすそわけ”を楽しむ

→「あの人はこれを喜んでくれる」と相手のことを想像し、その人の家を訪ねて「おすそわけです」と手渡しながら会話をするのは伝達系を刺激します。

  

○地域の活動や行事に積極的に参加を

→地域の活動で年齢も職業や立場もさまざまな人々と会話をして、ときには意見交換することが伝達系をイキイキと働かせます。

 

⑧運動系脳番地トレーニング

✔チェックポイント

・最近ときどき食べ物をこぼしてしまう

・近くに出かけるときも車やバスを使ってしまう

・ずっと座り仕事をしている

脳トレ

○利き手でない手を使って拭き掃除をする

→普段使わないところをぎくしゃくしながらもなんとか動かすことが脳の酸素消費量を増やし運動系を活発に働かせます。運動系は他の脳番地と連携しながら活動するので、このトレーニングで脳全体が能力アップします。

○決めた時間内に買い物を終わらせる

→効率的な買い物のプランニングで思考系を使い、運動系に命令を下します。また時間制限があると持てる能力を可能な限り発揮しようとするので運動系をフル稼働させることになります。

 

☆右脳と左脳のバランス

脳を理解するときに「右脳」と「左脳」という区分もよく使われます。

現代人はどうしても言葉の知識を頭に詰め込むことを優先して左脳ばかり使います。そして五感を通してものごとを受けとめ経験を重ねることで成長する右脳をおろそかにしがちです。

40代・50代で仕事や家族の世話のために主に左脳を使う生活を送っている人が大半です。60代で時間に余裕が持てるようになったらものごとをじっくり感じたり味わったりする右脳を育てる暮らしをして脳の使う場所を切替え、バランスのよい元気な脳をめざすのが理想的です。

(参考文献:加藤俊徳著『家事で脳トレ65』)

 

日常生活で行っている家事がたくさんの脳の働きの連携プレーで実行されていることを知ると、わたしたちの脳は複雑なことをがんばってくれているのだなあと感心します。

ご紹介した脳トレなど取り入れてバランスのとれた脳を育てながら、いつまでも若々しくいきいきと活動してゆきたいものです。

 

ワークステーション静岡 T