梅雨も中盤となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は雨の日に味わいたい古今東西の名言をご紹介したいと思います。
まずは有名なミュージシャンの言葉です。
『雨を感じることのできる人もいれば、ただ濡れるだけの人もいる』
ボブマーリー(ミュージシャン)
「雨を感じる」とはどんな感じなのでしょうか。
そんな感性があれば梅雨時も楽しい日々になるでしょう。
雨を待ってみたくなる言葉です。
『雨は一人だけに降り注ぐわけではない。』
ロングフェロー(詩人)
「雨」は時に悲しいこと、辛いことを表す言葉として使われますが、それは誰にでも等しく起こるのだという当たり前のことを私たちは忘れがちです。
短くとも慈愛に満ちた言葉です。
『雨がなければ豊作はなく、涙がなければ幸せはない』
(ラトヴィアのことわざ)
人生、悲しいこと、辛いことばかりではない。涙を流した分、きっとよいことがあり、その喜びもひとしおのはず。
不幸を嘆く人を慰めていうことわざだそうです。
雨も涙も敬遠されがちですが、豊かな力を秘めた植物や人の心を育てる水の粒です。
雨の日も晴れの日も、悲しみも喜びも必要なものだということを、
ラトヴィアの人々は暮らしの中でかみしめてきたのでしょう。
『不雨花猶落(あめならずして はななおおつ)』
(禅語)
雨が降っていなくても花は散ります、雨というきっかけがなくても花が咲いたら散るというのは自然の摂理です。
あるがまま、自然のままに任せてみるのもひとつの方法ですよ、という意味だそうです。
思いどおりにはいかないお天気や日々の出来事に気をもむことはありますが、そうなるべくしてなったと思えたら、時間の流れにのっていけるのではないでしょうか。
次は空を見上げたくなるチャップリンの言葉です。
『下を向いていたら虹をみつけることは出来ないよ。』
チャップリン(喜劇役者)
確かに虹が出ていても気がつく人は意外と少ないものです。
私たちは歩いているときでも何かをしながら、何か考え事をしながら、目の前のことに対して上の空なことが多いのかもしれません。虹に限らず目の前にあるすばらしいことを見逃してしまわないように、この言葉を思い出してみてください。
最後は、雨上がりの川の風景を思い浮かべながらこの言葉でしめくくりたいと思います。
『水のように生きなさい。いちばん低いところを流れる水には石にも優る強さがあるのです』
(アメリカインディアン)
梅雨が明けると雨を含んだ大地がのびのびと成長する夏がやってきます。
カラッと晴れわたった夏の空を思い浮かべながら、残りの梅雨の時間を元気にお過ごしください。
ワークステーション静岡 T