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梅雨と6月病

今年も梅雨の季節がやってきました。

梅雨前線が北上・南下をくり返し、平均45日前後の間くもりや雨の日が続く、少しゆううつな雨の季節です。

気温・湿度・気圧・日照時間などの気象変化は、社会的要因(仕事や人間関係など)と並んで大きなストレス要因のひとつです。梅雨時期になると頭痛、抑うつ、不眠などに悩まされる、という方も多いかもしれません。

これは「6月病」と呼ばれ、生活リズムはつかめてきたけれど、学校や職場の具体的な問題が浮き彫りになってきたこの時期に、6月の気候も影響して一気に気分が落ち込んでしまう一種の適応障害ととらえられるそうです。

 

今回は6月の気候と体の不調について対策を考えていきたいと思います。

 

まず体調に影響を与える6月の天気のキーワードをまとめておきます。

・日照不足による雨天・曇天

・気温や気圧の急な変化

・低気圧の通過前後による気温差

それでは具体的な症状を見ていきましょう。

 

(1)偏頭痛

頭痛もちの人の90%以上が天気の影響を受けて痛みが出ると感じています。

梅雨時は、梅雨寒がある一方で、梅雨の晴れ間は真夏のような暑さになり、体温調節のため血流が変化して頭痛を引き起こすことがあります。

特に低気圧が発達しながら通過する場合に気圧の変化が大きくなるため注意が必要です。

対策:

○低気圧の通過前後は運動は控え目にし、仕事のペースも落としましょう。軽い体操や好きな音楽をきくなどの気分転換やリラックスが効果的です。

○自分がどんなときに偏頭痛になるかを知り、前兆があればすぐに休むようにしましょう。

 

(2)抑うつ症状

健康な人でもくもりや雨の日が多いと気分が落ち込んでゆううつになりやすいものです。

6月は日照時間が少ない上に、湿度による不快感や梅雨寒の影響で気分が落ち込みやすく、うつ病にもっとも警戒を要する月だといわれています。

日照時間が少ないことは、心のバランスを整えてくれる脳内神経伝達物質セロトニンの分泌を減少させ、体内時計のリズムも乱し、心身に悪影響を及ぼします。

対策:

○強制的に室内を明るくして過ごしましょう。室内のカーテンをグリーンや明るいブルーにしたり、鉢植えや花を飾ったりしましょう。

○休日を自然の明るい太陽や新緑の中で過ごすのがもっとも効果的ですが、天気が良くない時は銭湯や日帰り温泉にゆっくりつかるのも良い方法です。

(3)むくみやだるさ

熱中症予防のために水分をたくさん摂ることも大切ですが、水の摂りすぎで体が冷えていることが、むくみやだるさにつながることがあります。

湿度の高さで汗をかきにくく、体内に水分がたまり体が冷え不調を引き起こすというわけです。

冷房にも弱くすぐに寒さを感じてしまう方は要注意です。

対策:

○運動や入浴で汗をかく生活をすると、余分な水分を排出し血行が良くなり体温も上昇します。

○体を温める食品(色が濃い作物、寒い地域原産の作物、根菜類など)を食べるようにしましょう。

 

(4)アレルギー

湿度が高く、カビやダニが繁殖しやすくなりアレルギーの原因となります。食べ物も腐敗しやすいので食中毒にも気をつけましょう。

対策:

○掃除や洗濯をこまめに行いましょう。

 

このように梅雨時の不調は気候の影響を大いに受けます。

そこで上手な気象情報の利用法を最後にご紹介したいと思います。

チェックポイント

○気温:「直射日光が当たらない芝生の上の温度」を表しているので、体感温度とは違っていることがあると知っておきましょう。

○降水確率:80%の予報なら「100回の予報のうち80回雨が降る」というのが正確な意味で、降水確率が高くても雨が降らないこともあり、逆もあります。天気図を参照して前線の動きをおおまかに把握しておくとよいかもしれません。

○最高気温から最低気温を引いた気温差が5℃以上なら、呼吸器系の病気、関節痛、神経痛の方は要注意です。

また、前日差5℃以上下がる場合には衣服を1枚余分に用意、上がる場合は薄手のものにするなどの調節が有効です。

(参考文献:村山貢司著『体調管理は天気予報で!!』/ 婦人公論2016年6月28日号『“6月病”の季節、心の疲れ撃退術』)

 

お天気が良くない日が続くと気分が沈んでしまいますが、雨は私たちを含め生き物にとって大切な恵みでもあります。

お天気と体調に気を配りながら、時には雨音に耳を傾けたり美しいアジサイに見とれたり、いつもと違う雨の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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