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無病息災~亥年とお屠蘇

2019年は十二支の十二番目、亥年です。

体にしまもようのある赤ちゃんいのししはウリ坊と呼ばれ愛らしい姿をしています。

いのししは無病息災の象徴で、亥年は「病気になりにくい年」といわれています。

これはいのししの肉が牛肉や豚肉と比べて脂肪が少なくビタミンB2や鉄分が豊富で「万病予防」になるといわれてきたためです。

日本人は縄文時代からいのししの肉を貴重なタンパク源として食してきました。

現在ではいのししが入手しやすい地方で「ぼたん鍋」として愛されているようです。

(赤身と脂身の色のもようが牡丹のよう、また牡丹を模して盛りつけられることから「ぼたん鍋」と呼ばれているそうです)

お正月に数種類の生薬を細かく刻んで調合し、お酒やみりんに浸してからいただくお屠蘇も一年の「無病息災」を願う風習です。

邪気を払い、さらに寿命をのばしてくれるそうです。

いただくときは若い人の生気を年長者におくる意味で年少者からまわしていただくということです。

 

お屠蘇の主な生薬をご紹介します。

           

〈桔梗〉       〈山椒〉      〈桂皮〉         〈防風〉

桔梗:せきやたんをおさえ痛みを鎮める

山椒:胃腸の働きをよくし、痛みどめになる

桂皮:手足の冷えやだるさをとる

防風:発汗・解熱。炎症をおさえる

 

昔はお医者さんがお薬代のお返しにとお屠蘇を入れて渡したことから、今でもお屠蘇の元を販売している薬局があるのだそうです。

昔の人の温かい心遣いが感じられるエピソードです。

       (参考文献:広田千悦子著『福を呼び込む和のならわし』)

 

さて今年も残りわずかとなりました。

来る年も無病息災、みなさまにとって健やかな一年でありますように。

良いお年をお迎えください。

 

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