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一陽来復ー冬至のはなし

毎年この時期になると伊豆の動物公園でゆず湯につかるカピバラの様子がテレビで伝えられます。

いつもこの映像を見て「冬至だった!」と思い出すのですが、

なぜ冬至にゆず湯、かぼちゃなのか・・・今回は見てゆきたいと思います。

 

今年の冬至は10月22日―冬至は太陽と地球の位置関係により決まるので年によって異なります。

冬至とは、太陽の高さがもっとも低くなり、昼は短く夜が一番長い日のことで、

ここから少しずつまた昼の時間が長くなり始めることから、

世界中で「太陽の誕生日」「再生の日」と捉えられてきました。

太陽の力がふたたび甦る、冬至を境に運も向いてくるとして「一陽来復」という言葉が生まれたといわれています。

「一陽来復」―①冬が去って春が来ること  ②しばらく不運が続いたあとによい運が向いてくること

という意味でよく使われる言葉ですが、冬至が由来だったのですね。

   

冬至には「ん」がつくものを食べると運気が上がる「運盛り」という風習があり、

なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん・・・などが昔から食されてきました。

(土用の丑の日に「う」がつくものを食べて夏を乗りきる風習に似ています)

なかでも「かぼちゃ」は野菜でもトップレベルの栄養価を誇り、ビタミンE、β-カロテンなどが豊富です。「風邪知らず」といわれるようにこの時期にぴったりの食材です。

また「小豆」はその赤色が邪気を払ってくれるということから、冬至粥(小豆粥)やいとこ煮(かぼちゃと一緒に煮たもの)として食されるということです。

ゆず湯の効果は

・ゆずの強い香りが新しい運を呼びこむ前の厄払いとなる

・実るまでに長い年月がかかるので長年の苦労が実りますようにという願い

・血行が良くなり身体が温まる

などと伝えられています。

ゆず湯には、ゆずを丸ごと入れる、もしくは輪切りや半分にカットして洗濯ネットなどに入れるのが良いそうです。

(肌が弱い方はピリピリすることがありますのでご注意ください)

 

クリスマス前でなかなか注目されず忘れられがちな風習ですが、日本らしくて身体にもやさしい行事です。

今年の冬至は、カピバラたちのようにゆったりとお湯につかってゆずの香りに包まれてみませんか。

 

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