2020年の東京オリンピックの新種目は5つ―
「野球/ソフトボール」「空手」「スケートボード」「スポーツクライミング」「サーフィン」ですが、何か新しいスポーツを始めたい人にオススメなのがボルダリング(スポーツクライミング)です。
最近ボルダリングを体験できるジムの数が急増し、準備するアイテムも少なく気軽に始めることができるということで注目されているスポーツです。
オリンピックのスポーツクライミングでは「ボルダリング(設定されたコース課題)」「リード(到達高度)」「スピード(タイム)」の3種目の合計で順位を競います。
中でも「ボルダリング」は日本人選手は世界のトップレベルにあるそうです。
ボルダリングに必要なものは専用シューズ、チョーク(滑り止め)、チョークバッグのみで、ジムでレンタルすることができるようです。ウェアは脚の動きが自由にとれるものならOKです。
クライミングウォールに取り付けられた突起物(ホールド)を手がかり・足がかりとして、ロープを使わずに指定されたスタートホールドからゴールホールドまで登っていきます。
ホールドの掴みやすさや配置を変えることで、子どもから大人まで性別に関わらず同じ場所でそれぞれの課題を楽しむことができるユニークなスポーツなのです。
ポイントは
①三点支持で登る―両手と片足あるいは両足と片手の3点で常にしっかり支えること
②脚→腰→手の順に体を動かし、腕で登ろうとせず脚の力で腰を持ち上げること
③オブザベーション(ルートを見ながら頭の中で登り方をシュミレーションする)が重要な要素であること
(参考文献『基礎から始めるスポーツクライミング』 東京都山岳連盟監修)
カラフルなホールドが取り付けられた壁を登るのは小さい頃遊んだ公園の遊具を連想させ、チャレンジしたくなるスポーツであると思います。
全身の筋力を使うのでしっかりとした運動にもなります。
みなさんも機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ワークステーション静岡 T