テレビや雑誌では、ありとあらゆる「体に良いもの」や「健康法」が日々紹介されています。
テレビで良いというものが売り切れてしまったり、
あれも良い、これも良い、と聞いて迷ってしまったり、
私たちは情報にふりまわされてしまうこともしばしばです。
例えば、長生きの秘訣として肉類をたくさん食べている、というお年寄りもいらっしゃいますが、これは年をとったら不足しがちなタンパク質を補う効果があり、
若い人たちにとっては肉類含めてバランスの良い食事を心がけていくことが健康の秘訣だといえます。
このように、テレビなどで紹介される健康法はその人の年齢や体質に合っているかどうかが重要で、誰にとっても効果があるわけではないのです。
健康に関心の高い人が多い昨今ですが、
あれこれ気にしすぎて「養生に身が痩せる」ことのないように自分に合った健康情報の見つけ方を知っておくことも大切なのではないかと思います。
自分に合った健康に関する情報の見つけ方をいくつか挙げてみます。
○自分の年齢・体質・食生活などを考慮して、自分にとって必要なものかどうかを吟味する。
→メディアの情報はターゲット世代の平均的な人を基準にしているので鵜呑みにしない
○自分が信用できる情報源を見つける
→根拠がしっかりしているか、専門家の意見はどうか、など。
○2~3週間試して効果が感じられたもの(自分の体質に合っているもの)を続けてみる。
→例えば、ビタミンCの摂取で、錠剤よりも果汁から摂取する方が効果を感じる人もいる
(齋藤孝『「疲れない身体」をつくる本』より)
たくさんの情報にふりまわされず、
自分の体質を良く知って、自分に合った健康法を見つけていただきたいと思います。
まずは、水分補給と栄養補給で、今年の残暑を元気に乗りきっていきましょう。
ワークステーション静岡 T