最近では「冷え」は冬だけのものではなく、
夏のクーラーによるものにお困りの方も多いと思います。
夏の冷えの特徴は「内臓の冷え」と「自律神経の働きの乱れ」という見えにくいものなので、なんとなく調子が悪い、食欲がない、といった夏バテとして自覚されることも多いようです。
少しでも元気に夏を過ごせるように、身近なところから冷え対策を考えてみたいと思います。
昔から「冷えは三つの首から」と言われています。
三つの首(首・手首・足首)は、皮膚と大きな血管との距離が近く、
外気の影響を受けやすいので、
ここを温めれば良いですよ、ということです。
首にはストール、手首にはリストウォーマー、足首にはレッグウォーマー、
カーディガンなんかも常備しておき、
体の冷えを感じたら身につけることをオススメします。
また「内臓の冷え」対策には、シャワーではなく「湯船につかる」こと、
「体を温める陽性食品を食べる」ことも良いそうです。
陽性食品とは、漢方において、寒い土地が原産で色が濃く、水分が少ない食品のことで、
冷え予防・改善に良いとされています。
(ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、チーズ、海藻類、卵、赤身の肉や魚などがあります)
冷えの対策をいろいろと見てきましたが、
根本的改善には「運動で筋肉量を増や」し、熱を作り出せる体にすることです。
日常的に階段を使うようにしたり、家事や歯みがきのときにつま先立ちしたり、
毎日の生活のちょっとしたところから始めてみてください。
ワークステーション静岡 T