静岡事務所ビル前の植込みのツツジが満開です。
また公園の鉢のマーガレットは大きな花束のようです。
春の花たちが競って咲き誇り、目移りしてしまいますが、
今日はこの2つの花について少しご紹介します。
ツツジは漢字で書くと「躑躅(てきちょく)」―難しい字ですが「少し歩いては止まる」「たたずむ」という意味で、見る人の足を引き止める美しさからこの字が使われるようになったということです。
(羊がツツジの花を食べてその毒にあたり、足をバタバタさせてうずくまったところから来ている、という説もあります)
また、ツツジ(ツツジ属シャクナゲ)を国花とする国はネパールで、
国旗の色とお揃いのこの花を愛し、花びらを漬物やお酒にしていただくそうです。
マーガレットは花が白く美しいのでギリシア語の「真珠」が名前の由来だそうです。
日本名は「木春菊」―葉の形が春菊に似ていて、年数が経つと木質化する(茎が茶色くゴツゴツしてくる)ことから呼ばれています。
マーガレットはデンマークの国花で、女王の名前(マルグレーテ)と同じであり、平等精神を大切にする国民性からこの白い花が愛されているようです。
花の名前や国花を知るとその花に対するイメージも広がっていきます。
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