シリーズ最終回は雑草学博士の「稲垣栄洋」さんです。

『植物はなぜ動かないのか~弱くて強い植物のはなし』
静岡は雑草学をやるにはもってこいの土地だと思います。
草刈りの後の雑草たちの復活の早さにはびっくりさせられます。
雑草の世界では「オンリー1」などと悠長なことを言っていては生き残れない、
「ナンバー1になれる場所(条件)を探す」ことが生き残り戦略なのだそうです。
根性論ではなく「踏まれながらどうやって生き残るか」という雑草的生き方の考察はとても面白いです。
こやって見てくると、その土地で生まれ育ったからこその視点や感覚というものが私たちを惹きつけるのかもしれない、と感じます。
みなさんの住んでいる土地の作家さんの作品にも、きっとその土地の魅力が詰まっているのではないでしょうか。
静岡事務所 T