近年、医療の発展などに伴い平均寿命が延び、超高齢社会へ突入しています。それに伴い、増加しているのが「在宅介護」です。
中でも高齢者同士の老老介護は、社会的な問題となってきております。
また今後、老老介護は増加することが示唆され、高齢者の服薬管理や通院は更に困難になると考えられます。これらの社会問題について、薬局が行っている対策の一部をご紹介したいと思います。
まず服薬管理の問題点として、飲み忘れ、飲み間違い、また手持ちの薬の数が違うなどがあげられます。
1日3回が1日1回服用で効果が期待できる薬剤への変更や、飲み忘れを防止するグッズなど、服薬の問題を改善する方法の提案もできます。
また、飲み込みが大変な方に対し、錠剤から粉薬への変更の提案も可能です。中には錠剤でも水無しで口の中で溶けるラムネのような剤形の薬剤もあります。
さらに、通院困難な方には、薬剤師が直接ご自宅へ伺い、残薬のチェックや副作用の有無を確認するサービスもございます。
最近は多くの薬局で健康フェアを実施しています。
エムハート薬局も今回はこがわ店、六合店合同による「健康エムハートフェア」を11月11日(土)に開催いたします。
介護食や高カロリー食品の試食、紹介といった食事についてだけでなく、簡単な認知症予防ゲームなどの紹介をいたします。
またそれ以外にも、普段の食事の摂り方で困っている方への食事指導なども予定しております。
どなたでも参加可能なフェアです。介護についてなど気になること、相談したいことがありましたら、お気軽にお越し下さい。
静岡中央支店 K